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【警告】「酸性ストレートなら傷まない」の罠。酸性縮毛矯正の失敗が「もう治せない」物理的理由

執筆者の写真: 浦 晃通
浦 晃通
9月12日
読了時間: 4分

「他店で酸性ストレートをしたら、毛先がチリチリになってしまった。なんとか直してほしい」


最近この類の検索ワードを入れると名古屋ではAIがサンローズをお勧めしてくれてるらしく、このような深刻なご相談が急増しています。

ネット上には「酸性ストレートはダメージレス」「失敗した髪でも酸性なら直せる」といった甘い言葉が溢れていますが、真実をお伝えしなければなりません。


酸性矯正はダメージレス、髪に優しいと謳う美容室も多いですが

騙されないでください。


酸性縮毛矯正のダメージに関しては縮毛矯正が上手く成立すればその時は表には出て来にくいだけです。内部にはしっかりダメージを蓄積しています。

その後のカラーやブリーチ、縮毛矯正等の薬剤施術、日常のアイロンを使うスタイリングをすることによって一気に表面化することも多々ありますからね☝




そして失敗された場合、アルカリ矯正による失敗は見た目のビビり修正によってごまかしが効く可能性がありますが、酸性ストレートによる深刻な失敗は、多くの場合「物理的に切る以外どうにもならないことがほとんどです。」


なぜ「ダメージレス」なはずの酸性ストレートで、髪が完全に死んでしまうのか。その根本的な理由を物理・化学のロジックで解説します。


アルカリ矯正の失敗と酸性ストレートの失敗は「別物」


まずは、一般的な縮毛矯正(アルカリ)の失敗と、酸性ストレートの失敗の違いを以下の表にまとめました。




なぜ酸性ストレートの失敗はタチが悪いのか?


「酸性ストレートは、髪への負担が少ないというメリットがあります」

とよく言われますが、髪の深層部にしっかり薬剤が働くので負担はしっかりあります。


しっかりと薬剤を効かせた状態で、髪の水分の残ってる状態からバランスを取りながら適温のアイロンで水分を抜いていくことで形が形成されるのが酸性縮毛矯正です。


ただ、途中でチェックが出来ないので知識と経験の差が顕著に出て来ます。

バランス感覚がない美容師がやると

「水分調節のミス、必要以上の高温アイロンや強いテンションで引っ張る」というケースで失敗される事が多いです。


髪の毛はタンパク質でできています。生卵を熱したフライパンに落とすと、硬く白く固まる(熱変性)のと同じで、髪も過剰な高熱を与えられると内部のタンパク質が硬く固まり、炭化の一歩手前のような状態になります。


一度ゆで卵になってしまったタンパク質は、どんな高価なトリートメントを使っても、二度と元の生卵には戻りません。これが、酸性ストレートの失敗で作られたビビリ毛が「治せない」最大の理由です。

他店での酸性ストレートと過剰な高熱アイロンによって引き起こされた、深刻な縮毛矯正の失敗事例です。髪の内部のタンパク質が完全に熱変性を起こし、毛先がスチールウールのようにチリチリに焦げて固まっています。どんな高価なトリートメントを使っても二度と元には戻らない、物理的に修正不可能なビビリ毛の状態です。

「失敗した髪も酸性ストレートで直せる」の危険性


ネットの検索上位には「他店での失敗も、うちの酸性ストレートなら直せます」と謳う美容室が多く見られます。しかし、すでに熱変性を起こして死んでしまった髪に、いくら「酸性だから」と言って再び薬剤とアイロンの熱を加えるのは、致命傷の上塗りになってしまいます。

実際に直しに行って悪化してしまったというケースの相談も多々あります。。。


髪の状態(履歴)を正確に読み取る毛髪診断のスキルを持たず、「酸性=万能の薬」と勘違いしていると、お客様の髪を本当に終わらせてしまいます。

「酸性ストレートなら直せる」という言葉を信じて他店で修正施術を受けた結果、さらにダメージが悪化してしまった深刻な失敗事例です。過剰なアイロン熱でタンパク質が完全に熱変性(炭化)を起こしており、指で挟むだけで髪が垂直に自立してしまうほどカチカチになった、物理的に修正不可能なビビリ毛の状態です。

「直せない場合は直せない」と伝えます。魔法はありません。

サンローズのデザイン矯正のロジックでは、まず髪の毛に「修正に耐えうる体力が残っているか」をシビアに見極めます。


もし完全に熱変性を起こし、体力がゼロになってしまっている場合は、正直に「この部分は切るしかありません」とお伝えします。無駄な施術をし、さらに状態を悪化させることはしたくありません。


そして僕が目指すのは、あくまでいい感じのヘアスタイルなので、自然な質感と丸みはデフォルトです。

ビビり毛のチリチリをごまかす場合でもそれは同じなので、髪の体力がデザイン性を作れなさそうであればお断りさせていただく事が多いですが、多少チリチリしててもいいよ!ってGOサインを出してもらえるならダメージを無視してデザインを考え作らせてもらいます♪

他店のアルカリ縮毛矯正失敗による不自然なツンツン髪(Before)から、独自の「デザイン矯正」でリカバリーしたビフォーアフター画像。コテを使わず、乾かしてワックスを揉み込むだけで、まるでパーマのような自然な動きのあるスタイルに作り変えました。ダメージ修正と高いデザイン性を両立したリアルな仕上がりです。

安直に耳障りのいいキャッチコピー、美容院のキラキラした横文字につられて髪の体力を失われる前にご相談くださいませー

髪の体力があればくせ毛さんも色んなデザイン楽しめますからねー♪


根折れの場合はスクランブルで対応させていただく場合もありますが、基本的には1か月ほど日程に余裕をもってご相談くださいませ



 
 
 

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